
こんにちは!いまここです。
突然ですが、この写真の一部を見て何かに似てるって思うことありますか。

ちなみに僕がいつも仕事で来ているワイシャツです。
いかがでしょうか。
もっと範囲を狭めて、この部分だけを見て何かに似てるって思うことありますか。

いかがでしょうか。
答えを言ってしまうと、袖口のボタンの部分が「ベイマックスの顔」に見えませんか?


実は、おいっ子(2歳8か月)が、僕の家に遊びに来た時にワイシャツを見て、「ベイマックス!」って言ったんです。
最初は何を言っているか分からなかったのですが、おいっ子がワイシャツの袖口を指さして、もう一度「ベイマックス!」と言っていたんです。
確かに袖口のボタンが「ベイマックス」に見える!
その時、僕は子どもの感性や観察眼の鋭さに改めて驚かされた瞬間でした。
観察眼を磨く
子どもの観察眼
僕は以前、加藤紀子さんという方の本の中にこんな1節があったのを思い出しました。
子どもには、生まれながらにして優れた「観察眼」が備わっています。ところがこれまでの教育では、与えられた課題に決まった正解を求めることで、その観察眼を鈍らせてきたのではないかと言われています。
『子育てベスト100「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」が1冊で全部丸わかり』加藤 紀子著
おいっ子が僕のワイシャツを見て「ベイマックス!」と気づけたのはまさにこの通りだと思いました。
僕の場合ワイシャツを見て、観察するという意識はなく、当然ですが「ワイシャツ」としか思っていませんでした。
ですが観察するという意識があれば、「ベイマックス!」と気づいていたかもしれません。
おいっ子は、無意識のうちに観察ができており、ワイシャツの一部分を見て、ベイマックスに似ていること気づけたのだと思いました。
観察する姿勢の大切さ
先ほど上で紹介した本の中でも、観察する姿勢の大切さを以下のように紹介しています。
「君は見ている、だが観察はしていない。見るのと観察するのは大きな違いなんだ」これは、シャーロック・ホームズの有名なセリフです。物事を受動的に吸収するのではなく、積極的に注意して観察しようとする姿勢が、名探偵のホームズの並外れた推理力を支えたのです。
『子育てベスト100「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」が1冊で全部丸わかり』加藤 紀子著
また、イギリスの作家で「自助論」で有名なサミュエル・スマイルズも以下のように言っています。
観察力の優劣は人間に大きな差をつける。ロシアのことわざにあるように、注意力の散漫な人間は「森を歩いても薪(たきぎ)を見つけられない」のである。
『自助論』サミュエル・スマイルズ著
辞書で「観察」を調べると、「物事の状態や変化を客観的に注意深く見ること。」 と書かれています。
注意力に欠けていること、集中していないことは、小さなものごとや変化を見逃してしまうということだと思います。
また主体的な視点だけでなく、客観的な視点でものごとをみることで、サミュエルスマイルズは、人間に大きな差つくことを言っています。
これは、車の運転や医療の現場など多くの場面で当てはまる言葉だと思います。
日ごろから観察する意識
話はそれてしまうかもしれませんが、
僕はテレビ朝日の『ナニコレ珍百景』という番組が好きでよく見ています。
簡単に説明すると、視聴者から投稿される全国各地の珍しい風景やモノを紹介するという番組です。
たまに、木や雲の形が○○に見えるみたいなコーナーをやっているのですが、投稿者の方の観察力や気づきに驚かされることもあります。
この番組の視聴者の観察や気づきなどで支えられている番組だと思っています。
ネプチューンの3人の掛け合いもとても面白いの良かったら見てみてください。
ちなみに僕も珍百景に応募したいと思い、日ごろからものごとを観察するようにしています。
「観察眼」を磨くためには
加藤さんの本の中で、親子の会話が子どもの「観察眼」を磨くために大切であることが書かれていました。
見たものや感じたことなどを言葉で表現させることで、自身が日々の微妙な変化に意識が向くようになると解説しています。
これは子どもだけでなく大人にも言えることだと思います。
僕自身の場合、会社での出来事を家族に話すことで、主体的な視点だけでなく、客観的な視点でものごとをとらえることができるように思います。
会話を通してコミュニケーションをとることは、観察眼を磨くことでも有効であることは新たな発見でした。