
こんにちは!いまここです。
長野県の県歌「信濃の国」。
1~6番まであるんですが、長野県の人であれば、たいてい1番くらいは歌えます。
小学校の音楽の授業で、ほとんどの人が習っていると思います。
僕も音楽の授業で「信濃の国」の1番が歌えるようになるというテストがありました。
音楽が苦手だった僕は必死になって覚えた記憶があります…
それが今でも体に染みついています。
先日、テレビで「信濃の国」が流れていて改めて、歌詞の意味を調べたところ、間違った意味で覚えている歌詞があり、恥ずかしくなりました。
ですが、間違えて覚えている人が多いんじゃないかなーとも思いました。
結構、間違えて覚えている人多いんじゃない?
「信濃の国」 1番の歌詞
信濃の国は十州に 境連ぬる国にして 聲ゆる山はいや高く 流るる川はいや遠し
作詞:浅井洌(あさい・きよし/れつ) / 作曲:北村季晴(きたむら・すえはる)
松本伊那佐久善光寺 四つの平は肥沃の地 海こそなけれ物さわに 万ず足らわぬ事ぞなき
これが信濃の国の1番の歌詞です。
長野県の地理や自然が分かる歌詞ですよね!

意味を間違えていた歌詞
そして、僕が意味を間違った意味で覚えていた歌詞は、『信濃の国は「十州に 境連ぬる国」にして~』の部分です。
僕は、イメージとして下の図のように、信濃の国は10の地域から構成されているという意味でこれまで認識していました。

恥ずかしい…
正しくは、下の図のように信濃の国は周りの10の州(くに:国)と接していることを意味しています。

信濃国は、長野県の旧国名です。
現在、長野県は、8県と県境で接していますが、県歌「信濃の国」ができた頃は、信濃国は10の国と境を連ねていました。
旧国名 | 読み方 | 現在都県名 |
越後 | えちご | 新潟県 |
上野 | こうずけ | 群馬県 |
武蔵 | むさし | 東京都/埼玉県/神奈川県(一部) |
甲斐 | かい | 山梨県 |
駿河 | するが | 静岡県中央部 |
三河 | みかわ | 愛知県東部 |
美濃 | みの | 岐阜県南部 |
飛騨 | ひだ | 岐阜県北部 |
越中 | えっちゅう | 富山県 |

音楽の先生、ごめんなさい
いかがでしたか?
意外と間違えて認識している方、いるんじゃないでしょうか。
小学校の音楽の授業で何度も歌っていたのに、今まで歌詞の意味を間違って認識していました…
音楽の先生、ごめんないさい…
て言うか、歌詞の意味教えてもらったのかな~って感じです。
今考えると小学生の僕としては歌えるようになることばかりに必死で歌詞の意味のことなど考えていなかったような気がします
今回間違えて覚えていた歌詞のほかにも、「聳ゆる山」はどんな山があって、「流るる川」はどんな川なんだろうっていう意識は全然なかった気がします。
今考えると、「信濃の国」を歌えるようになることも大切だけど、歌詞の意味を考えながら歌えることもとても大切なんじゃないかなーと思います。
その時の音楽の先生、歌詞の意味を教えてもらっていたら、ごめんなさい。
今回、1番だけでなく、歌詞の意味を考えながら、聞いてみると改めて、「信濃の国」はいい歌、そして長野県っていいところだなと思いました!
良ければ聞いてみてください!